桜前線到来
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桜舞う高知城へ花見に出掛けて参りました〜
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高知城は、日本で唯一本丸の建築群がすべて現存する、江戸時代の姿を今に伝える城郭である。
慶長6年(1601)土佐二四万石を受領した山内一豊公によって創建、その後城下町の大火で、追手門を残しほとんど焼失しましたが、宝暦3年(1753)再建し現在に至っています。
石垣の上に渡櫓を載せた櫓門。
慶長年間創建、寛文4年(1664)に再建されたもので、当城では珍しく切石を積んだ石垣を枡形に配置したうえ南面して建てられた城の正門です。
重層で屋根は入母屋造り その木割は太く堂々とし、欅を用いた主柱や扉、冠木等には要所に銅製の飾金具を取付けています。
その規模が大きく、城門として豪壮優美な趣を備えています。
板垣退助(1837-1919)
追手門を抜けると、本丸へと続く石段の右手に、自由民権の父と称された板垣退助の銅像が建っています。
この銅像は昭和31年(1956年)5月11日に再建除幕されたもので、題字は当時の内閣総理大臣吉田茂の書。
像の高さは2.20m、台座4.205m、全高6.405mです。
板垣退助像は、雨の日も風の日も右手を挙げて建っています。(銅像なので当然ですが...)
このスタイルは、大衆に向かって自由と平等を呼び掛けているのだそうです。
Lapinホームページ上でも紹介>>>
https://www.de-lapin.com/Kochi/spot-itagaki.html
石垣
高知城の石垣は、近江の技術者集団・穴太衆(あのうしゅう)によるものだそです。
雨の多い土地柄を考慮し、崩れにくく排水能力も高い野面積が多く採用されています。
見掛けは雑に見えますが、非常に頑丈な築き方です。
本丸御殿
本丸は天守閣・本丸御殿・納戸蔵・廊下門・東多聞・西多聞・黒鉄門などの建造物があります。
現存する十二城の中でも、本丸御殿を残すのは高知城のみで、いずれも国の重要文化財に指定されています。
天守閣
外観四重(内部3層6階)高さ18.5mの望楼型天守で、創建当初の様式を踏襲して1749年に再建されたそうです。
大入母屋とその上の唐破風、黒漆で塗られた高欄が特徴的。
1階北東角には、現存するものとしては全国唯一の忍び返しもあります。
桜が咲く頃には、高知城花回廊が開催されます。
花と灯りが織りなす「なごみ」の世界。
高知城ならではの四季折々の風景もお楽しみ頂けます。