「珊瑚って何ですか?」と質問されると、一体どのくらいの方が正確に答えられるのでしょうか?
また、アクセサリーやジュエリーなどに加工される宝石サンゴとは何でしょう?
深海で生育している珊瑚について、昆布や海藻のように思われる方も多いかもしれません。
簡単に説明をさせて頂くと、珊瑚(サンゴ)はクラゲやイソギンチャクと同じ仲間であり、クラゲやイソギンチャクの仲間を「腔腸動物(コウチョウドウブツ)」と呼んでいます。
一般的に宝石サンゴと呼ばれているものは、生物学上の分類では、花虫綱 八放サンゴ亜細 ヤギ目 サンゴ科に属した種類であり、それらの内骨格を加工することによって宝飾品に用いております。
サンゴ科には、CoralliumとParacoralliumの二つの属があり、夫々19種と7種が含まれているそうです。
その内、宝石サンゴとして加工される種類は、7種(未記載種を含む)。
先に動物だと回答をさせて頂きまして「えっ?」と疑問に感じられたお客様も多いのではないでしょうか。
日本昔話の「桃太郎」の絵本の挿し絵をご覧になられた方も多いでしょう。
赤い樹木のような、あの形を想像致しますと、植物のように映ります。
しかし、加工された商品に触れてみますと石のように硬いですものね。
「動物」というのも不思議です。
珊瑚は、サンゴ虫が細い枝状に固まった「動物」の固まりなのです。